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正月の雑感～日常は今日も明日も続くか
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元旦9時、朝食の準備を始める両親と兄家族を横目に、家を出た。
正月セールのブックオフへ仕入れに行くためだ。
開店は12時だから急ぐ必要はないけれど、出遅れたら延々と家にいそうなので、とにかく車に乗って出発。一番在庫が豊富そうな宜野湾店方面に向かう。
BGMは日付が変わって配信されたばかりgroup_inou最新EP『HAPPY』
キレキレのトラックとボーカルのリズムが気持ちよすぎる。最高の元旦BGM。
せっかくだし海が見たいと与那原町のビーチに立ち寄るも、埋め立て地の海岸は茫洋と砂浜が広がるだけ。味気ない。すぐ車に戻る。
時間がありすぎるので、寄り道して西原町サンエーへ。福袋を買う人、家族や友人と出歩く人がいて、正月の雰囲気。それでも混雑というほどでもない。
２階の球陽堂書房にもぽつぽつ立ち読みの人がいて、何となく嬉しい。
ここは広くないけれど、話題書から新聞で紹介された本、時事問題の本などもあって、いい感じの地元の書店。
ご祝儀の気持ちで『現代詩手帖』『いつかたこぶねになる日』を買う。
まだまだ時間があるので（どんだけだ）１階のミスドで日記でも書くことにする。冬休みの男子集団、ポケモン福袋を買ってもらったおしゃれ着の女の子、新聞を読む夫婦など、のんびりした空気が心地いい。
斜め前のテーブルに座った60代くらいの男性が、おもむろに球陽堂の袋から文庫２冊を取り出し、読み始める。親近感。やっぱり嬉しい。
関係ないのに「ありがとう」という気持ちになる。職業病だ。
一昨日・昨日に配信で見たLUNASEAライブを反芻したり、すぐにやってくるジュンク堂古書展の準備や、新しく始まりそうな短歌・俳句読書会、ほかのイベントについてなど、つらつら考える。
あ、球陽堂古書フェアのチラシ作らないと。ジュンクの各社向けFAXも準備しないと。
暇な気がしてたけど、あっという間にやることは湧いてくる。
今日も明日も日々は続く前提で、とりあえず手を動かす。歩き続ける。脳内は時空を超えて考え続ける。日々。