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感想：映画『君たちはどう生きるか』
(C)2023 Studio Ghibli
2023年7月14日 サザンプレックス（南風原町）にて鑑賞
スタジオジブリ・宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』
公開初日、7月14日（金）に観てきました。
仕事終わり、夜の回です。
前宣伝がほとんどないと話題だった本作、席は思ったより埋まってました。年齢層は高め。
最近のジブリ作は観ていない私もワクワクできたのは、この戦略のおかげかも。
情報過多の時代、マーケティング方法としてアリのような気がします。
（元々人気があるからできることだと思うけれど）
映画自体は、オープニング～序盤がドキッとして「このまま戦争モノでいくのか？」と期待しましたが、そうはならず。
想像以上の混沌、混乱、集合体、鳥、島、鳥、海、鳥…の連続に戸惑いましたが、後半は「もっとこの世界に浸りたい、見ていたい」と不思議な酩酊状態になり、劇場を出る頃には「駿…すごいな…」と思わず笑ってしまいました（謎の上から目線）
デヴィッド・リンチ作品をアニメ化するとこんな感じになるかも。
リンチ好きな私には結構楽しめる、インパクトある作品でした。
ベックリン『死の島』が登場したのも、嬉しかった（複製画飾ったり待ち受けにするくらい好き）
でもR15+くらい指定したほうがいい気も…免疫ないと夢でうなされそうです…。
変わった映画が好きな方にオススメします。